安全運転講習会/事業者研修会に出席しました



 岩手県トラック協会水沢支部主催の令和4年度安全運転講習会並びに事業者研修会に出席しました。

 

 安全運転講習会では交通事故の発生状況と交通事故防止対策について受講しました。その中で車輪脱落事故発生状況についてのお話があり、今シーズンの冬も東北地方をはじめとして多数発生したそうです。

 

 事故の要因はさまざま考えられますが、その多くはタイヤ交換をした際に締めたはずのホイール・ナットの緩みによると言われています。また、車輪脱落が発生した車両のうち、その車両のタイヤ脱着作業を行った作業者の半数が大型車ユーザー(運転手)であることも分かっているそうです。
 更には増し締めをしていてもホイール・ナットの劣化によった事故が発生した事例もあり、日頃の点検や清掃はもちろんのこと、劣化・摩耗が進んだホイール・ナットの交換が事故を防止する上で重要であることを改めて確認できました。

 

出典: JAMA – 大型車車輪脱落事故防止のための取組み


 弊社も大型車のタイヤの脱着作業を従業員が行うことがあります。奥州市でも桜の開花情報が聞こえはじめた中、そろそろ夏タイヤに交換しようかな、もう夏タイヤに交換したという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 弊社もタイヤの脱着交換作業を進めている最中です。お・ち・な・いの啓発や事故発生状況も含め、
再度社内で周知をして、安全に作業を進めてまいります。


 事業者研修会では労働災害発生等の状況や荷役災害防止について受講しました。

 労働災害の中でも墜落・転落、転倒災害は発生件数が毎年多く、どの業種・場面でも起こり得るもので
自分が大丈夫と思っていても、ほんの少しのタイミングや体勢の崩れなどで大怪我につながる可能性もあります。

 弊社も現場の朝礼などでラジオ体操など取り入れていますが、作業靴を着用していても普段履き慣れている靴よりも重さがあるため、足を上げて歩いているつもりが実際は上がりきらずにつまずいて転倒してしまうことも多いそうです。
 作業前のストレッチでしっかりからだをほぐして足を意識してあげるようにすることで防止につながると思います。転倒しにくいからだづくり以外にも通行する場所へ障害になるものは置かないようにする、時間に余裕をもって行動するなど、個々の意識も大切だと感じました。

 社内でも時折、腰が痛むという方や肩が上がらない…、脚に不調が…という方が見受けられます。
寒さによる冷えにお悩みの方、なかなか疲れが取れない方、疲労回復のためにもストレッチがおすすめです!簡単にできるストレッチ”転倒・腰痛予防!「いきいき健康体操」”も紹介されています。ご参考に!

 

引用:転倒・腰痛予防!「いきいき健康体操」 – YouTube

 

 ストレッチは筋肉に張りや凝りなどの違和感を感じたときや気分転換をしたいときに行うと良いそうです。また、筋肉を良い状態で維持するには、筋肉に違和感がないときでも、休憩時間 ・作業の前や合間などに行うと効果あり!つまり「できるときに継続して行う」ことが大切なのですね。

 

 

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